こんにちは。鎌倉店梅コンシェルジュの仲尾です。
今回は梅酒の熟成を上手にすすめるコツをお伝えします。
完成直後に味わう梅酒ともう1ヶ月熟成させた梅酒はまた違う美味しさを楽しめます。
ビールや日本酒など鮮度が大事なお酒に対し、梅酒はウイスキーやワインなど同様、熟成により香りが複雑になり、角がとれまろやかな味わいを愉しめるお酒です。
上手に熟成させるポイントはたったの3つです。
冷蔵庫はNG!常温で寝かせる
冷蔵庫に入れると熟成が進まず、風味に丸みが出てきません。常温でも傷まないように蝶矢では37%以上のアルコールで漬け込むレシピにしています。
窓際などの直射日光だけは避けてリビングやダイニングなどで熟成をしてください。
最初の2週間は必ず混ぜる
漬け込みから2週間は砂糖の溶け具合や、梅の果汁が抽出される過程でボトル内の濃度が均一でなくなります。
その間、1日1回撹拌することがポイントです。ボトル内の濃度を均一にすることで全ての梅から均一にエキスを抽出しています。
空気にさらさない。でも呼吸はさせる
梅酒の熟成にはわずかにお酒に呼吸をさせることが必要です。
しかし、頻繁にキャップを開けるなど激しく空気にさらすのは禁物です。
完全密封にしていない蝶矢梅キットのキャップは梅酒の熟成に必要なわずかな呼吸をさせることができます。
この3つのポイントを知っていただき、自信をもって自慢の梅酒を育ててください。